MG100HR-Sは、振動板に純マグネシウムHR振動板を
採用した世界初の10cmフルレンジスピーカーユニットです。
純マグネシウムは振動減衰性能が優れていることから、
金属特有の鳴きが少なく全帯域にわたり音速が速く
優れたトランジェントを保有しながら
低歪みでクリアーな高次元の音質を実現しました。
純マグネシウムは、内部損失が高く振動減衰性能に優れているため、
従来の金属振動板では逃れられない金属特有
の鳴き(カラーレーション)を低く抑えることができ、
これにより低域から高域までの可聴帯域でも自然で透明感の
高い音質を得ることができます。
さらにHR形状にすることで、軽量かつ高剛性でありながら
分割共振による共振を分散し、フラットでワイドレンジな周波数レスポンスを
保有する振動板を実現。また振動板のエッジには、
高損失(高tanδ)かつ高ヤング率と相反する物性を保有する、
ポリカーボネイト系新素材を採用。
純マグネシウムHR振動板の性能を100%発揮するために、
ボイスコイルボビン材にはマグネシウム合金を採用。
さらに、ボビン部とHR振動板の接合部を完全に合致させ不要なロスファクターを排除し、
フルレンジスピーカーとしては他に類を見ない55kHz(-10dB)のワイドレンジ化を実現。
磁気回路にはφ100mmフェライトマグネットを採用し、
十分な磁束密度を確保。ポールピース部には磁気焼鈍処理を施した純鉄を採用し、
純鉄ポールピース部外周とマグネット内周部には銅キャップ及び銅リングを配置。
電流歪を低減、駆動系の徹底した低歪み化を図りました。
大型フェライト磁気回路に対応する高剛性アルミダイキャストフレームを採用。
バックロードホーン、共鳴管などで十分性能を発揮できるようパラメータ値を最適化。
プレート幅4mm(磁気ギャップ部)、ボイスコイル幅5mm、磁束密度1.23(T)、
Q0:0.27と磁気制動を効かせたオーバーダンピングな特性に設計されています。
|